葬儀の種類(直葬・樹木葬)

葬儀

miokuru

人が亡くなったとき、通例として葬式を営みます。葬式は、葬儀とも呼ばれる祭儀の一種です。
葬式には様々な様式の違いがあり、主に宗教や地域的な文化によって異なります。例えば、キリスト教式の葬儀と仏教式の葬儀では、様式がまったく異なります。
その違いは、死生観の違いという言葉で表現することができます。キリスト教と仏教では、人の死生観に対する考え方が違うため、亡くなった人を弔う儀式が異なるのです。

日本は、ほとんどの国民が仏教徒です。2013年、総務省の調べではおよそ8,500万人が仏教徒であることが判明しています。
しかしこれは、江戸時代に行われた寺請制度によって、すべての人が強制的に仏教に帰依した結果であると見られています。江戸時代に徳川家康が行った寺請制度によって、すべての人は最寄りの寺院に帰属することとなったのです。このことを現代も引き継いでいるため、基本的に国民のほとんどは、仏教徒として扱われています。
しかし、仏教徒として扱われているということと、仏教を信仰しているということは別物です。現代の日本では、仏教も含めて特定の宗教を信仰している人は、むしろ少数派です。その表れとして、様々な宗教にまたがる祭典や儀式を、別け隔てなく受け入れています。例えば、盆は仏教ですが、クリスマスはキリスト教です。日本は、違和感なく多数の宗教が混在している、世界的に見ても稀有な国と言えます。

また、独特な宗教の捉え方が、日本で執り行われる葬式にも反映されています。信仰される宗教によって、葬式はその様式を変えます。特定の宗教が根付いていない日本では、葬式の在り方も様々なのです。

自由葬

仏教が盛んであった頃の日本では、葬式は主に、仏式で執り行われていました。今でも習慣として、仏式の葬儀を営む人は多く、様式としてはもっともメジャーです。

しかし、国民すべてが仏教徒であることを、ほぼ義務付けられていた時代とは違います。現代では、仏式の様式に則らない葬儀も、頻繁に執り行われるようになりました。
様式にこだわらず、故人や遺族が望んだ形で執り行う葬儀のことを、自由葬と言います。

日本での自由葬は、1990年台頃から見られるようになりました。宗教的な葬式は、教会や寺院などの宗教施設と相談して執り行われることが一般的です。しかし、自由葬は民間の葬祭業者と相談して執り行われます。
もともと、自由葬という考え方は、民間の葬祭業者が提唱したものでした。宗教的な意識が国内で薄くなったことを反映して、故人や遺族が望む形で葬式を執り行うことができるようにしたものです。
葬祭業者間で捉え方が若干異なるため、執り行うことができる自由葬の内実もそれぞれで異なります。希望する自由葬を執り行うには、葬祭業者と打ち合わせをして、可能であるかどうかを確かめる必要があります。

自由葬には、音楽を奏でながら式を進行する音楽葬や、樹木の下に埋葬する樹木葬などがあります。

葬祭業者

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葬祭業者とは、遺族から依頼を受けて、故人の葬式を営む業者を言います。葬祭業と併せて、墓石用の石材や生花などを飾る業務も行う場合があります。

遺体の搬送から、保存、湯灌なども行います。葬式に関係することで、遺族の手が回らない部分に協力して、式の進行を担当します。
自由葬にする場合、どのような内容のものにするのかは、葬祭業者と打ち合わせて決めることになります。設備や人材の関係で、実行することが難しい自由葬もあるため、打ち合わせは重要です。

病院で亡くなった場合、病院と提携している葬祭業者が自動的に選ばれることがありますが、強制ではありません。故人や遺族が望めば、個別に依頼した葬祭業者に切り替えることもできます。


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